魚が完成しました。
この魚はベタという魚をモデルにしています。
青、赤、黄、白、黒など色が豊富な種類の魚で、ヒレを広げるとふわっとシフォンを広げたような美しい魚です。
ですが、実は戦う魚で闘魚でもあり、この大きなヒレはオスだけが持つもので相手を威嚇するときのファイティングポーズなんです。
死ぬまで戦ってしまうので、飼育するときは1匹づつ隔離する必要があります。
ファイティングポーズをずっとやらないでいると、ヒレがくっついてしまって開かなくなってしまうため、時々鏡を見せて己の姿を敵と思ってファイティングポーズを取ります。
これを時々やってヒレの癒着を防ぎます。
そしてこの魚はあまり酸素が少ないほとんど流れのないところに住んでします。
流れが強いところはこの泳ぎに適していない美しいヒレが流されて前に進めないんですね。
だから水槽の中に入れるブクブクは不要です。
呼吸はどうしているの?って思いますよね。
普通の魚はえら呼吸なんですけど、この魚にはえらの他にラビリンス器官をえらの上部に持っていて、水面に顔を出して呼吸ができるんですね。
なぜこんなに詳しいかといいますと今からかれこれ30年以上前に飼育していたんですね。
繁殖もさせてみました。
メダカのような感覚で繁殖させてみたところ、250~300匹くらい生まれてきて大変でした。
こんなに生まれてきても死んでしまうものも多いので、全部育つこともなかったんですが、もう二度とやらないと誓ったことを思い出します(;^_^A
さて、ベタの紹介はここまでで、作品の作業途中などご紹介します。
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これは背びれです。
前回作った背びれは背中に立ててロウ付けしたのですが、どうしてもほかのところを熱していると取れてしまうので、もっと頑丈に固定するために作り直しました。
背びれの下に針状の突起を作って、それを背中に刺して、裏で折り曲げたうえでロウ付けしました。
これでロウ付けしなくても背びれは常に立った状態で固定できました。
さらにこれをロウ付けしていますので大変丈夫です。
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![](https://i0.wp.com/beadsya-kuroneko.com/wp-content/uploads/2023/02/14.jpg?resize=1000%2C561&ssl=1)
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次に腹びれを付けました。
魚っぽくなったでしょう?
あとは目を入れて完成です。
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目にはオニキスのカボションを魚の裏から入れています。
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![](https://i0.wp.com/beadsya-kuroneko.com/wp-content/uploads/2023/02/22.jpg?resize=1000%2C563&ssl=1)
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![](https://i0.wp.com/beadsya-kuroneko.com/wp-content/uploads/2023/02/26.jpg?resize=1000%2C563&ssl=1)
目を入れたら可愛い顔になったんじゃないでしょうか?
目が節穴だった時とは大違いで、同じ動きでも目がないときは、化石っぽいというか、ちょっとホラーですよね。
でも瞳を入れてオニキスに光がさして白く光っているところは本当に瞳があるようで、それが表情を作っているんだなと思います。
こちらは比較画像です。
ほぼ同じアングルですが印象違いますよね。
鏡に映った自分に向かって「やるかー!」とファイティングポーズを一生懸命取っている可愛い姿です♪
![](https://i0.wp.com/beadsya-kuroneko.com/wp-content/uploads/2023/02/22-1.jpg?resize=1000%2C348&ssl=1)
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