ワイヤーリングシリーズ第32番目のチャーム留めのV字ワイヤーリングの作り方が公開中です。
前回同様、横穴の石を活用したリングになります。
リングに固定せず、ぶらぶらと石が揺れる可愛らしいリングですが、Ⅴ字リングなのでシャープで大人っぽい雰囲気に仕上がります。
Ⅴ字リングは太いワイヤーで作らないと形が崩れやすいため、2重にしています。
前回と比べるとよりタイトな形になっています。
作り方は前回より難しいです。
リング棒に巻き付けてそのまま固定していくのはあまり難しくないんですけど、今回は、形を作った後に固定する前にリング棒から外します。
サイズや形が変わらないように手で押さえたまま巻き付けて固定するという作業するので、押さえる手の方の微妙な力加減が必要です。
弱すぎるとサイズが変わりますし、強すぎると形が変わります。
そして、細いといっても0.6㎜のワイヤーを束ねるのに、束ねたワイヤーが動かいないようにきつく巻き付けるのは、上手にペンチを使わないとできません。
ということで、ちょっとワイヤーの扱いに慣れた人向けですね。
そして、もう一つポイントなのが、チャーム留め。
メガネ留めとして紹介している場合もありますが、メガネ留めより難しいです。
チャーム留めも作り方がいくつかあります。
巻き付けている内側がストレートの場合とねじっている場合ですね。
ストレートのほうが作りやすいです。
でも引っ張ると抜けて壊れてしまう場合があります。
ねじるほうが難しいのですが、ねじっているので、引っ張っても抜けません。
なので、ねじるほうの作り方をご紹介します。
上記のチャーム留めはどちらが綺麗に見えますか?
好みもよると思いますが、私は石の上に隙間がなくて巻き数が少ない方が好きです。
首が長すぎるのはあまりかっこよくないですよね。
石の上の隙間はちょっとくらい空いているものは少し空いていてもいいと思うのですが、それでも空きすぎると弊害があります。
横穴が左右どちらかによってしまって、ビーズが綺麗に垂れ下がってくれないなんてことがあります。
これは、隙間が空きすぎていて、穴の中でワイヤーが遊んでしまうんですね。
このようになると、左右どちらにも傾いてしまう可能性があります。
これは極端に作ったわけではなくて、隙間がありすぎるとこうなってしまうんですね。
なので、ビーズが横にずれないようにきっちり折り曲げると、必然的に上に隙間ができなくなります。
ということで、この動画ご紹介するのは、ビーズの上に隙間を作らず、きっちりねじる方法です。
ねじる時、ワイヤーを交差してねじるのですが、ビーズを回すと石が欠けて破損します。
石の上ぎりぎりを石を破損させずにねじる方法がポイントです。
何回ねじるかで首の長さが決まりますので、首の長さは好みで調整してください。
そして、最後に接続するカンの向きによってチャーム留めの輪の向きが違ってきます。
出来上がってからねじると巻目の中のねじりが緩んでしまったりする可能性があるので、最初から向きを決めて作ったほうが丈夫なものが出来上がります。
その作り方のポイントも解説しています。
チャーム留めはイヤリングやネックレスの飾りに応用できるところがいっぱいなので、ぜひ作ってみてくださいね。
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