イベントの準備でお店の中がぐっちゃぐちゃになってしまっていましたが、ようやく終わり片づけをしていました。
10月から毎月イベントに参加してみて、ほかの作家さんからいろいろ学んだことがあって、一部早速実践してみたことがありますのでご紹介しますね。
イベントではその場でサクッとディスプレイして作品を見ていただかないといけないんですよ。
当たり前といえば当たり前なんですけど。
今回ね、周りの作家さんのディスプレイが素敵で、いろいろ教えてもらいました。
まずは、台に使う布。
好みもありますし、自分の作品がどういう色の上に上がっている方が素敵に見えるかによって違うものになると思うんですけど、上手にディスプレイされる方って、1枚じゃないんですよ!
そんなこと気にしたことなかったんですけど、布の上からキラキラする布をかけたり、レースを重ねたり。
そしてそれが作品を見事に引き立てていました。
一方私は・・・(^-^;
全然ダメだな~って思ってその作家さんにちょっと布を借りたりして飾ってみたら、借りたところだけ華やかになったりしたんですよね。
その作家さんに聞いたら、あまりにディスプレイが上手すぎて、「これディスプレイじゃなくて売り物ですか?」って聞かれるくらいディスプレイが上手な方だったんです。
ライトの使い方とかもとても素敵で参考にさせていただきました。
そして、有名な作家さんたちのブースもやっぱり違っていましたね。
とにかく高低差をものすごく出していました。
もう私のブースに比べると全然高さが違うので、やっぱり目を引きますよね。
皆さん自分の作品の世界観を出すのに什器もいろいろ凝っていました。
ある先生の別のギャラリーでの展示会の写真も見せてもらったのですが、トルソー一つとってもいろんな種類を使っていて、作品が素敵に見えるような工夫がされていました。
私がやるとどうしてもなんだか、フリマっぽくなっちゃうんですよね。
その辺、有名な作家さんたちは違いますね。
フリマっぽく見えるブースは一つ見ありませんでした。
さすがです。
でもすぐに自分のディスプレイが有名作家さんみたいに上手くなるかって言ったら、センスの問題もありますからね、そんなに突然うまくはならないんですけど、せめて、ちょっとでも改善できるようにすぐにでもできそうなことをやろうと思いました。
例えば、額に綺麗なベルベット調の布を綺麗に貼るには、皆さんどのような工夫をされているのか相談してみたところ、切れ端がほつれなくて、たたんでも跡がつかず、さらにそんなに高額じゃないハイミロンという布があるということを教えてもらいました。
早速買いましたよ~。
確かにすごく使いやすい布でしたので、次回は額に入れて使ってみようと思います。
他の作家さんもやっぱり同じことで悩んでいて、この布こと教えてあげたら、使ってみるといっていました。
次に、商品の台紙ですね。
今まで自分で印刷してカッターで切って使っていたんですけど、素敵に見える商品を飾っている方は、やっぱりちゃんとお金をかけているんですよ。
私の作品はどちらかというと白い台紙より黒い台紙のほうが素敵に見えるというのは気が付いていたんです。
でも、黒い用紙に白文字の印刷って家庭用にプリンターではできなんですよね。
全体を黒く塗りつぶして白抜きはできますけど、とてつもなくインクを使いますし、紙を切った断面は白地が出てきてしまうので、みっともなくなっちゃいます。
最近はネットで印刷を依頼すると安く印刷してくれるので、台紙を作ることにしました。
これなんですけど、デザインは自分でしました。
西武でのイベントでは黒字の台紙というのはあまり多くないのか、結構作家さんにこの台紙のことを聞かれましたね。
そしてこの台紙にしてから、以前より圧倒的に見てくださる方が増えました。
小さいものですけど、やっぱり大切なんだなって思います。
この台紙を作るとき、いろいろ形を変えて使いたかったので、上下に絵を入れています。
1枚でピアスやイヤリングの台紙にしたり、上下に切ってネックレスやブローチの台紙にできるようにしました。
上にはブランドロゴ、下には以前作家さんにディプロマの額縁デザインとして猫の入った蔦柄を作ってもらったのですが、それを使って私の作品であるということがロゴがなくても伝わるようなデザインにしました。
台紙はイベントで実践するしか効果を確認することはできないんでしょうけど、ディスプレイはお店の中でもできるので、ちょっと作品の陳列棚を並べ替えてみました。
今まで日の目をあまり見なかったマスクを額に入れて主役にしてみましたよ。
やっぱり動いて人と交流することって大事ですね。
一人だと気が付かないことにたくさん気づくことが出来ました。
いろいろ質問しても嫌な顔せずに教えてくださった作家さんに感謝です。
ありがとうございます。
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