ビーズ屋黒猫Blog

「アートの春音 四人展」のご案内

4月20日~25日 グループ展に参加します。
アートの春音 ということで春らしいお花のDMが出来上がりました。
2019年の4人展でご一緒させていただいた、シャドーボックス作家の岩瀬さんとパーチメントクラフトの教誓(きょうせい)さん、そして山形から参加される切り絵作家の佐藤純子さんと一緒です。
切り絵作家の佐藤さんは私がグループ展をしたときに何度か遠くから見に来てくださって、そのあとSNSでつながっていまして、ちょこちょこ交流していたんです。
ご自身もグループ展に参加されるなどしていて、作っている作品の雰囲気が私の好みだったことや、時々紹介されている好きな作家さんや本のジャンルなどの好みも似ているな~と感じていまして、私がグループ展一緒にしませんかと誘ってみました。
突然の誘いだったにもかかわらず、快諾いただきまして、一緒に参加していただくことになりました。
実物の作品を見るのは初めてなので、凄く楽しみです。

シャドーボックスというものをご存じない方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に説明しますね。
ポストカードやポスターなどの平面に印刷されたものを切り抜き、それを4枚ほど同じカードを同じように切り抜いて、それを箱の中に立てて張っていきます。
簡単に切り抜くといっても、お花の場合、花びらひとつづつをばらばらに切り抜いたり、人物の場合、指一本一本をばらばらに切り出したりします。
そして、それを1枚目のカードから切り抜いたパーツを張って、2枚目のカードから切り抜いたパーツは、1枚目のパーツより数ミリ浮いた状態で前面に立てたような状態で張り付けるんですね。
イメージとしては、お皿を皿立てに重ならないように立てていく感じです。
皿立てに皿を立てて横から見ると4枚並んでいますが、縦に見ると1番前面の皿しか見えませんよね。
この皿立てのようにパーツを縦に数ミリづつずらしてパーツを張っていきます。
シリコンボンドという粘りの強いグルーを使って張るんだそうですが、額ぶちの中にこれを作っていくわけですから、ものすごく気の遠くなるような作業です。
こうすることで、奥行きが生まれて平面のポストカードが立体的に見えるんです。
さらに、前面のパーツはこてを当てるなど膨らんでいたり、へこんでいたり、ただの切り抜きではなくて表情をつけていて、最後にニスなどを塗っているので、まるで陶器で作ったような作品に仕上がっています。
全体的に立体的な絵画として楽しむほか、ちょっと角度を変えると4枚縦に並んだ様子も見ることができますので、そうした細かい作業を垣間見れるところを見るのも楽しいです。

パーチメントクラフトも聞いたことがない方もいると思います。
私もグループ展に誘っていただくことがなかったら知らなかったかもしれません。
これはちょっと厚めのトレーシングペーパーのような透けるような薄い紙に絵を描き、その下絵に沿って小さな針で無数の穴をあけて模様を書いたり、切り取ったりしてレースのような仕上がりにしていく技法です。
やっているところを見せてもらったことがあるのですが、穴と穴が均一でないと美しくないですし、何しろ細かい!
でも出来上がった作品は大作でまるでレース編みをしたようなものが出来上がります。
以前のグループ展では遠くからギャラリーを見たお客さんがレース編みかと思ったといってみていってくれました。
レースもボビンレースと間違えて入ってくる方が多かったですね。
そのくらい繊細で美しい作品です。
教誓さんのオリジナルの図柄が美しくて、これまた私の大好きはツタ柄なんです。
西洋とも東洋とも言えない図柄にパーチメント独特のギザギザの切り口が、オリエンタルな雰囲気をを醸し出していると思います。
ツタ柄大好きな私はだいぶ彼女の影響を受けました。

まだまだコロナ禍なので、どんどん来てくださいって言えないのが残念ですが、感染症対策を万全にしておりますので、ふら~っと見に来ていただけたら嬉しいです。

開催期間 4月20日(火)~25日(日)
時間 11-18時 (25日は16時まで)
場所 Gallery美庵
住所 104-0061 東京都中央区銀座8丁目7-6 平つかビル5f (
有名な銀座九兵衛さんの隣です)
私は21日、22日 12-16時くらいの間にギャラリーに行こうかと思っております。

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