この間いただいていたオーダーの牙ペンダントは2つのリクエストがありまして、一つは前回作ったシンプルに使うためのペンダント。
もう一つはそのペンダントを組み合わせて使える、おしゃれした格好に似あうちょっぴり素敵に見えるネックレスというものです。
つまり、ペンダントを組み合わせ出来るコスチュームジュエリーです。
そして、デザインにぜひ黒と白の小さなつぶつぶの実をつける植物を入れてほしいということで、参考資料をいただいております。
なんとワクワクする依頼でしょう!
ペンダントを作り終えてから、どうやって豪華ネックレスとペンダントを組み合わせようかずっと考えています。
いいアイディアが浮かんできたと思って、実際図を書いてみると思ったよりよくなかったり、実際作ってみてネックレスとして形になってきたところで、ペンダントと組み合わせてみたら、こうなるはずじゃないのにとイメージと違ってしまって没にしたりしています。
先週作ったネックレスの仕組みはそんなに悪くなかったのですが、今回のペンダントとはちょっとイメージが違ったので、今週は最初から組み合わせの仕組みの部分から設計しなおしました。
頭の中である程度できそうなところまで来たので、実際に作ってみることにしました。
今日はその一端をお見せします。
今日は朝からシルバーを溶かして板を作るところからやっていました。
上の写真は1.5㎜の板を作って、そこに紙に絵をかいて貼り付けてから糸鋸で切り出したところです。
同じものを2つ切り出して、一つはやすりをかけて磨いた後です。
下の写真は取り出して並べてみました。
それを真鍮の渦巻きパーツにロウ付けしてみました。
最初から2つくっついたパーツとして切り出せればよかったんですけど、真鍮パーツと合わせたときに角度を変えられる方がいいかなと思って、2つのパーツとして作りました。
今日は板にする作業に一番時間がかかりましたね。
今回はどのようにペンダントを組み合わせるかが難しくて、ただネックレスを作るよりだいぶ頭を使っています。
ある程度の設計図が完成しているので、あとはパーツを作って組み合わせていくんですけど、最後ペンダントと合わせたときにイメージ通りになるかは、出来上がるまでわからないですね。
うーん、難しい。
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