ビーズ屋黒猫Blog

表現するための追求心

ワイヤークラフト作家さんとして活躍されているhammyさん。
ワイヤーで雑貨を多く作ってこられたhammyさんは今持っている技術がワイヤージュエリーでも同じなのかどうかということを確かめたくて教室に来てくださっています。
基本的にワイヤーの技術はほぼ同じじゃないかと思っていましたが、身に着けるジュエリーの場合、ワイヤーになるべく傷をつけずに綺麗に見せるための工具の使い方など、若干今までワイヤークラフトでやっていたことと違うこともあるとおっしゃっていました。
課題作も綺麗に仕上げて、そのあとはこうしてアレンジしたご自身の作品を作ってきてくれます。
これはベーシック1の日食ペンダントなんですけど、それを小さくしてアメリカンピアスの仕上げてくれました。
トルソーに飾って写した写真もあったんですけど、なんとピンボケで使えませんでした(T_T)
すみません。
他にも今までの課題作を全部持ってきてくださったので、hammyさんの台紙につけて並べてみました。
商品のようでいいですね~。
hammyさん自身がこのアメリカンピアスをしてて、すごくかっこよかったです。

hammyさんはお花や葉っぱのようなボタニカルの作品を多く作っていらっしゃいます。
その中でも特にワイヤーで作った枠の中に色を入れていく技術は独創的だと思います。
ディップアートで膜を張るのはあるのですが、hammyさんの場合、色を出す方法がほかの人がやっていない方法でやっているため、色が綺麗ににじんでいたり、縁取りであるワイヤーにまで色が侵食されないように工夫していたり、すかしたときに美しく見えることも考えて作っているんです。
だから綺麗ですし、真似しようと思っても手間がかかっているので、簡単には真似できないような方法で作っています。

昨日そういう努力をされていることを初めて知りましたが、だから、hammyさんの作品は心を動かされるんだなと納得しました。
自分の表現したいものをどうやったら表現できるか追及するのは時間もパワーも使います。
コツコツそれを積み上げた人が個性とかカラーとかオーラとかそういった物を出せるんでしょうね。
私も見習って頑張ります♪

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