打ち出しで御所車を作っていました。
周りを雲をイメージした形に切り抜いて周りをフロスト加工しました。
これにタイヤをつけていきます。
最初はこのタイヤも打ち出しにしようかと思ったのですが、立体的に見せたいと思い別に作ってロウ付けすることにしました。
まずはタイヤのフレーム部分だけ。
真鍮で外側のタイヤを作り、自転車のタイヤでいう内側のリム部分はシルバーで作っています。
平面を立体的に見せるにはどうしたらいいのかわからなくて、タイヤの上部と下部で太さを変えてみました。
御所車を写真のように真横から見た状態で立体的に見えたらいいなと思って作ったので、別の角度から見るとタイヤが曲がってついているように見えます。
タイヤが来る部分の雲を切り抜いたほうが立体的かと思ってくり抜きました。
次はリムの中のスポーク部分を作りました。
線を重ねてロウ付けすると簡単ですが、スポークそれぞれの高さが違ってしまうため、全てのスポークの高さが同じなるような設計でシルバー作っています。
自転車のタイヤでハブの部分にあたるところにはシルバーで作ったシャカ玉を付けました。
リムとタイヤーの両方にまたぐようにミル打ちで丸い飾りを付けました。
最後は御所車の引っ張るための2本のバーを轅(ながえ)、前のバーを軛(くびき)というらしいのですが、この轅と軛の間をもっと立体的に見せたいと思って、この中をくり抜きました。
これで轅と軛がよりはっきり浮き出たんですけど、雲に穴が開いちゃった状態になっているので、下からフロスト加工した板を張り付けて雲と一体感を出しました。
厳密には轅と軛の間は板厚さ1枚分凹んだ状態になり、轅と軛の影ができて見た目に少し立体的に見えるかなと思います。
最後に前回パーツの一部にご紹介していたお花パーツを取り付けて御所車の個所が完成です。
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