蝶は春から夏にかけての昆虫ですが、この蝶は冬の蝶です。
しかもどこでも見られるわけではないのです。
まず都会では見ることができません。
雪国で冬のものすごーく寒い夜。
高く積もった雪の上が凍って大人が歩けるほどになります。
放射冷却で雲一つない夜空には、降ってきそうなほどの星空。
たった一人で、雪の上に寝転がって空を見ると大きなプラネタリウムにいるよう。
見えるのは星空と自分の吐く白い気だけ。
こんな時にこの蝶が姿を現すことがあります。
この蝶がひらひらと舞うと、そのあとからキラキラと小さな青白い光の流星が落ちていきます。
幻のような美しい蝶・・・神秘的な星降る夜にだけ見られる蝶なのです。
私の大好きな青い色のラブラドライトを使って蝶を作りました。
ラブラドライトって見ていると吸い込まれそうで、綺麗なんですよね。
神秘的な色だな~って思って、出来上がった蝶を見て物語を作ってみました。
どうでしょう?楽しんでいただけました?
実は、この景色の描写は私の実体験なのです。(蝶が現れる前の描写ね!)
雲のない冬の夜は本当に雪の上が凍って、大人が雪の上で走れるくらい硬くなるんですよ。
そこで、よく犬の散歩をしていました。
疲れたら、リードを長くして、犬を自由に遊ばせて、私は雪の上に寝転がって星を見ていましたね。
あの美しい星空は何年も見ていないな~って思い出して、ストーリーを作りました。
さぁ~作品の解説です。
1枚目の写真を見るとわかるように、全部が青いわけではなく、左下は
グレーが買った色なんですけど、ラブラドライトは角度によってものすごく光ります。
グレーの部分も青く光るので、角度によっては全部青く見えますね。
この撮影は自然光だけですよ。
ライトは使っていません。綺麗でしょう?
ラブラドライトの上にはムーンストーンを付けました。
こちらもうっすら光ります。
周りはステンレスワイヤーで作りました。
色変わりが少ないのですし、丈夫です。
ラブラドライトは光を通す石ですので、
裏はあまり装飾してません。
チェーンもステンレスです。
長さは45㎝まで調節できます。
お好きな長さでチョーカーなんかでも素敵ですよ。
チェーンの先にもムーンストーンを付けました。
チェーンは外すことができますので、リボンなどに変えても素敵になると思います。
こちらの作品は、「星めぐり展」に展示いたします。
普段、都会では絶対見られない蝶ですので、ぜひ見に来てくださいませ~♪
星めぐり展
日時 2016/7/7(木)-7/12(火) 12:00-18:30(最終日17:00まで)
場所 Garally 銀座一丁目
住所 東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル4F
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