先日ご紹介しましたちょっと凝った体験教材ですが、昨日早速依頼された方が作りに来てくださいました。
スワロフスキーと周りのガラスと石を好きなものを選んで作ったんですけど、だんだん淡い色になっていくグラデーションにしたんですよ。
手作りには見えない売り物のような作品が出来上がりました、素敵ですよね!
これを作ったのは、初心者の方、しかも中学生くらいの年なんですよ~。
ワイヤーをねじるワイヤーシャンクは捩じるだけなので、簡単ななんですけど、綺麗にねじろうとするとそれなりに技術がいります。
そして指の力も必要なんですよ。
綺麗に出来ていますよね♪
2時間で全部仕上げました。
実は、時間があれば、もう一つ作りたいものがあると連絡をいただいておりまして、男性にプレゼントするキーホルダーを作りたいということだったんです。
時間をかけずに簡単にできるものでというご依頼でした。
普段女性を意識した作品を作っているので、男性用のキーホルダーのデザインはペンダントより悩みました。
ファッションとしてというより実用的なものを好むのかなとか・・・。
かっこよく見えて、そして何より体験教室ですからね、作り手自分で作った充実感を味わってもらえるものということをコンセプトに考えました。
キーホルダーはアクセサリーより頑丈なものが求められますよね。
胸やお尻のポケットに入れたり、カバンにぶら下げたりと、華奢なものだと潰れる可能性も高く、どこかに引っ掛けてしまうことも多いので、繊細な作りのものや細い丸カンや9ピン留めのようなカンが簡単に開いてしまうものはNGです。
石をぶら下げるとなると「めがね留め」は必須ですよね。
でも体験教室でいきなり「めがね留め」は難易度が高すぎます。
そんな条件を満たすデザインとして考えたのがこちら、真鍮板を使ったキーホルダー。
これは生徒さんの作品です。
どこを作っていただいたかというと、真ん中の丸い部分です。
元々ただの丸い板だったものに、ハンマーで模様をつけてもらい、ドリルで丸カンを通す穴を開けて、玉台と矢坊主で半円状に膨らまして、3種類の紙やすりで表面を磨きます。
そして、ペンチを使って大きな丸カンでパーツを繋いだら出来上がりです。
簡単ですが、いろいろな工具を使うので、やっていて楽しいですよね。
30分~40分で出来上がります。
この作品を作っていただくにあたり、大きなカニカン以外のパーツ、丸カンと下の3つのフックは私の手作りです。
全部真鍮ワイヤーで作っていて、太いワイヤーなので強度もあり、簡単に丸カンは開きません。
そして、同じワイヤーを使って作っているので色合いが全部統一できています。
大きなカニカンは私自身が数年前からバックチャームに使用しており、丈夫なので簡単に壊れることはないと思います。
これにご自身が持っている石をつけ足してプレゼントするということでした。
楽しかったといって帰宅されました。
喜んでいただけてうれしいです。
プレゼントされた方も喜んでくれるといいですね。
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