昨日は小学生の男の子がお父さんと一緒に体験教室に来てくれました。
お母さんの誕生日プレゼントを作りに来てくれたんだけど、実は去年も作りに来てくれたんです。
ワイヤーって細くても糸のように柔らかくないので、ワイヤー特有の動きになれる必要があるんですね。
だから、初めて来たときはワイヤーじゃなくて、レジンをやったんです。
その後しばらくしてからワイヤーでフープネックレスに挑戦しました。
とても器用で、作っているときの手つきは丁寧で、ワイヤーの緩みもなく綺麗に巻くことができました。
今回はブレスレットを作りたいということを、あらかじめご連絡いただいていたので、小学生でも作れそうなものをいろいろ考えていました。
前回ペンチの使い方も上手だったので、今回は大人の人向けの教材を難しいところを手伝いながらやりながら作れば、かなり素敵なものが作れるんじゃないかと思って、試作したのが以前紹介したこのブレスレットです。
小学生でも作れるようにするには、どういう工程で作っていけばいいのか考えながらいくつも作ってみました。
丈夫で巻きやすいワイヤーの太さはどれか、ビーズがこぼれないように押さえる物はクリップがいいのか、ワイヤーを絡めて仮止めした方がいいのか、テープで留めたほうがいいのか、ワイヤーの巻き始めはどこから巻いたら一番わかり易くて簡単かなど何度も作って試しました。
教材の試作品を作るときには、注意する点、特に失敗しやすい点、作っていくうちで曲がってきたり、ゆがんでしまう補正個所がどのポイントで出てくるかなどを考えながら作り、どの順番で教えるのかなど、教えるときのシミュレーションも一緒にやるようにしています。
今回の作品に関しては、どうしても芯となるワイヤーは細いとブレスレットとしての形を保持できないので、太いものになります。
芯のワイヤーを形作るのは、ワイヤーが硬いので小学生には力が足りずにできないと思うのですが、この箇所だけは変更できないところでした。
ここの作業だけ、ほんの少しお手伝いが必要となりますが、ほとんどの部分は小学生でも作ることができるはずなので、作品を作ったという達成感を得られるかなと思い、この作品をお薦めしました。
レッスンの最初はビーズ選びです。
商品として売られているビーズの中から好きなものを選びます。
今回はお母さんへのプレゼントということで、お母さんの好きそうな水色を選びました。
水色のビーズの表面によりキラキラ光を反射するように加工されています。
そして、次はビーズの色に合わせたワイヤーの色選び。
水色のビーズにゴールドのワイヤーを組み合わせることにしました。
すごく集中して作っているんです!
無駄口なんて話しませんよ~
黙々と作っています。
さて、どんな作品に仕上がったかな?
出来上がった作品は明日ご紹介♪
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