ビーズ屋黒猫Blog

マーメイドドレスの壁飾り

製作途中だったドレスが完成!

なぜマーメイドドレスだったのか。
昔友達が結婚式でマーメイドのウエディングドレスを着ていて、本当にきれいだったんですよ。
だから、自分の結婚式で着ようと思ったんです!
いざ試着して鏡を見ると・・・
「う~ん、何だろう・・・あの素敵な姿となんか違う。花嫁っぽくない」

友達と何が違ったのだろうか?
身長? 確かに彼女は私より3㎝程背が高かった。
年齢? 彼女が結婚したのは私より3年ほど若かった。
とにかく、私は花嫁なのに貫禄がありすぎる!って感じになっちゃって、着るのを断念。
こんな残念な過去があったので、私のあこがれを込めてマーメイドドレスを作りました。

このドレスは人魚が人間界の舞踏会に来たら、きっとこんなドレスになるんじゃないかなっていう事をイメージしています。
人魚はウエストから下は魚の形で鱗がありますから、ドレスもそれを表現出来たらな~と思って素材を考えたんです。
スパンコールはもろに鱗って感じになりすぎちゃうので、NG。
鱗に見えつつドレスのレースに見えるように、透かしの中に少しビーズを入れてワイヤーで編むことにしました。
こだわったのは、斜めの切り返しです。
網幅を左右で変えて、左右で高さに違いを出しました。

そして、ひれ部分です。
スカート部分になりますが、足が動いているように見せたかったんです。
左ひざを持ち上げた瞬間、スカートにひだがよって、布地の柔らかさが伝わったらいいな~。
こちらもアシンメトリーで左右の長さを変化させています。
アシンメトリーのスカートって色っぽいですよね。
ちょっと艶っぽい雰囲気にしたかったんです。

海から来たんだよ~っていう名残が、スカートの裾についているしずくです。
光が当たるとキラキラするんですよ。

壁に掛けたときに壁から前に飛び出しているようなものを作りたかったので、上半身を立体的に作っています。
スカートの部分を立体に作ってしまうと、自立型のトルソーと変わりなくなってしまうので、ウエストから下はそれほどふくらみはありませんが、それでも筒状に作っています。

ハンガーから取り外すこともできます。
壁に掛けた状態では見ることができませんが、裏側にもこだわりがあり、このドレスは背中が綺麗に見えるようにかなり空いています。
そして、ウエスト付近に大きなリボンが付いています。

この作品は、後が黒っぽいほうが綺麗に見えるので、布を巻いた壁(板)とハンガーもセットで一つの商品となります。

7月26日~31日 garelly 銀座一丁目にて「点と線」のグループ展に出展します。
この作品も持って行きますので、ぜひ見に来てください。
26日、28日、29日在廊予定です。

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