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ビーズ屋黒猫Blog

展示会 水と繋がるアートワークス

これから展示会が2つあります。
まず最初に行われる「水で繋がるアートワークス」という展示会で、銀座の枝香庵Flatというところで行われます。
水がテーマで21人の作家が集まり、水に関する作品が展示されます。
詳しくはこちら

前回、ゆったりと水が動いているところに咲く蓮の花という和の感じで作ったのですが、今回メインで作った作品は全く違った雰囲気で目指したものはファンタジー背景みたいなものを作りました。
実は、前回蓮を作ったときに「水」をワイヤーで表現するのは非常に難しいと思ったんです。
水を表現するときって、水の表面には波ができてそれを表現するのにどうしても色がついていないと水に見えないんですよね。
濃い色や淡い色が混ざり合ったり、はっきりわかれていたり。
色がはっきり分かれているところは、ワイヤーでも表現できますが、難しいのはふわっとなくなるような薄い色合いの所は、ワイヤーでは色を薄くして背景に溶けるようにぼかしていくということができません。
なので、ワイヤーで水を表現するには、雫だったり、氷だったり、蛇口から勢いよく出てくる様だったりと水がある形を作り出しているものに限定されてしまいます。
でも、私は水と聞いたときに連想したのが、海だったり、池だったり、湖だったり、泉だったりと形がない圧倒的な「水」の溜まっている場所をイメージしました。
やっぱりそういうものが表現したいなと思ったのですが、ワイヤーでは水そのものを表現するのは難しいので、水の周りのものを作って、水そのものは背景でもいいのではないかと考えました。
ということで、作ったものは「深い森の奥にひっそりとある泉」をイメージして作りました。
泉はそれ自体は背景として描き、周りの木や草花や蝶などをワイヤーで作りました。

こちらがその木です。
今回も大きな作品なので、この木も45㎝くらいの大きさがあります。
柔らかいアルミワイヤーをねじって作っています。
柔らかいと言ってもこれだけ太くなるとねじるのはなかなか大変で、工具を使うと色が剥げてしまうので、手でねじったんですけど、手が痛かった・・・。
また、ねじる前の工程でかなりの量のワイヤーを同じ長さに揃えないといけないので、どうしようか考えまして、こちらのような方法で作りました。

 
 
 
 
 
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そして、私にとって一番の難関は背景でした。
背景すなわちそれは絵ですよ!
絵を苦手としている私は水など書いたことがありません。
たとえ鉛筆でそれらしいものが描けたとしても、色を塗ったとたんに台無しにしてしまうんです。
絵具って筆の使い方を知らないと描きたいように描けないですよね。
そう、絵具を使って描くのは私にはハードルが高すぎるんです。
そこで思いついたのは和紙のちぎり絵。
絵具だと色を置いた瞬間にそれをなかったことにはできませんが、ちぎり絵なら、一度ちぎったものをいてみて、どんなふうになるか見ることができますし、たとえ貼ってしまっても、失敗したと思ったら剥がせばいいしっていう安易な考えで、やったことのないちぎり絵で背景を作り事に決めました。
そして、和紙を売っているお店を探して買いに行き、YouTubeで和紙の貼り方を見よう見まねでやりました。
私の場合はベニヤ板に和紙を張り付けていくので、何度糊を置いても台紙がふやけてしまう心配がないということもちぎり絵がいいなと思った理由ですね。
そして、さっそく貼ってみました。

これは、ベニヤに刷毛で水を塗り、糊を水で溶いて和紙に塗ってベニヤに置いたところです。
中央に向って白くなっているグラデーションの和紙ですが、今白いところが濡れて透けているので、ベニヤの色に見えますね。
乾くと周りの色も真ん中ももう明るい色で白っぽくなります。
この白い部分の一部を泉に見立てていきます。
和紙屋さんでいろんな色を買ってきたんですが、実際作っていくと、こういう色もほしい、こういう色じゃないとダメなのにっていう事多くなってきて、作業が中断してしまうので、紙だし自分で好きな色付けたらいいんじゃないと思って、染料で染めることにしました。
写真のような和紙や向こうが透けて見えるような薄い和紙に青い色を付けているところです。

こんな風に、試行錯誤しながらちぎり絵で背景を制作していました。
どんなふうに出来上がっていくかは、また次回。

24 段違いワイヤーリング

水と繋がるアートワークスvol.5

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