ビーズ屋黒猫Blog

ワイヤーラッピングの表と裏を逆にしてみた

しずく型のムーンストーンをシルバーワイヤーでラッピングしました。
最近太いシルバーワイヤーを使うのが楽しくて、こんな形のばかり考えています。
穴の開いていない石を流れるようなワイヤーで固定するのは結構大変です。
海外の方は彫金技術で枠を作り、そこにはめ込んでから装飾を作っていたり、裏側を見られないこと前提にがっちり押さえていることが多いようです。

ネックレスは表側を見られるものなので、裏を綺麗に見せるための苦労などする必要はないんだと思います。
でもなんとなく、私の気持ちが良くないんですよね。
まぁ~これは私の自己満足なんですよね。
石がどこから見ても綺麗に見えるようにとか、裏だからと言って手を抜いていませんといった、私なりのこだわりです。
もちろん裏側をがっちり固定するための土台を組むことだってありますが、なるべくなら裏も楽しんでもらえる作品が作りたいって思っています。
商品を選ぶ方は表を見て選ぶことがほとんどで、そのことを気にする方はあまりいないんですけどね。
そんなことをちょっとでも気にしてくれて、気が付いてくださったら嬉しいなって思います。

さて、今回は題名にもあります通り、いつもは編んだフレームは表に付けていたんですけど、石の表側に流れるようなワイヤーを施したくて、いつものフレームの表側を裏に付けてみました。
こうすると裏から見た時、表の装飾がついているので、裏も素敵になるんですね。
なぜ今まで気が付かなったのか!
今までの作品がこのフレームが表なので、裏なのに表みたいでしょう?
でも石が平らだから裏なんですよ。

もう一ついつもと違うのはバチカンです。
いつもはバチカンはペンダントトップとくっついていますが、今回はバチカンは別に作って繋げています。
表の一番上とバチカンに付けた石はラブラドライトです。

着画はこちら。

こちらの作品はトップのみの販売となります(チェーンは付きません)
展示会「点と線」に持って行きます。
ぜひ見に来てください。

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