ビーズ屋黒猫Blog

さりげなく古いものを使う贅沢

お店に置いた対流式ストーブは火力の調整ができず、常に全開で燃えているのでとても暖かく、そして超燃費が悪いのですが、可愛いのでそれなりに気に入っております。
せっかくお湯を沸かすこともできるのに何もしないのももったいないと思って、乾燥対策にやかんを乗せてお湯を沸かすことにしました。


このやかんは実家に眠っていたものです。
ずっと眠らせておくより使った方がいいかなと思って、持ってきました。
一枚の銅をかんかん叩いて引き延ばして作る鎚起銅器というものです。
かなり古いものだと思うのですが、どのくらい前の物かわかりません。
結構凝った作りで、表と裏に違う装飾が見られます。

 

これでお湯を沸かしたのはいいのですが、熱くて取っ手が持てません(^▽^;)
でもね、ここから湯気が出ている様子は気持ちをゆったりさせてくれます。

もう一つ大事にしているものがあります。
これは5年前93歳で亡くなった祖母が亡くなるその日まで使っていた大事な糸巻き機です。
越後上布という織物を織っていましたが、目が悪くなり晩年は細い毛糸とミシン糸で織物を続けていました。
その道具が今でもそのまま残してあるのですが、誰も使わないので、使えるものを私が改良して使っています。
右側のハンドルをくるくる回すと左側に糸をが巻かれます。
左側にプラバンで作ったコイルを付けていますが、本来は木製のコイルが付きます。


私は糸ではなくて、ワイヤーを綺麗に巻くための道具としてこれを使っています。
ここをプラバンにしたのは、ワイヤーを巻いたときに外れるようにしているためです。
ワイヤーコイルを固定するホルダーを作って、連動させています。
これだと何メートルでも綺麗に巻けるので、大変重宝しています。
探してもこういうのはなかなか手に入らないので、とても貴重です。

こういう古いものは作りがとても丁寧でしっかりしているので、壊れにくく良いものです。
普通の生活にさりげなくアンティークを使う贅沢♪

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